人を育てる極意!「褒める」のではなく「勇気づける」という考え方 - 年金生活者と主婦の方向けの資産運用法とお得情報

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人を育てる極意!「褒める」のではなく「勇気づける」という考え方

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今日はアドラー心理学の話をしたいと思います。


アドラー心理学はアドラーが創始した心理療法の一つです。もともとはフロイトの精神分析から出発していますが、理論や治療方法などはフロイトのそれとは大きく異なっています(それがもとでアドラーはフロイトと対立し、離別しています。


日本では精神分析やロジャーズ派が主流という歴史のため、アドラー派の人はそう多くありません。


しかし、最近ではアドラーのやり方がとても有効であると認知されてきたため、学んでいる人も増えてきています。ちなみに児童相談所を最初に作ったのはアドラーですし、認知療法はアドラーの心理療法から影響を受けています。


さて、アドラー心理学では「褒める」代わりに「勇気づけ」ということばを使います。


あまり「褒める」ということについて肯定的な印象を持っていません。


それはなぜかというと「褒める」ことで、自分の価値観を相手に押し付けてしまい、相手の成長を阻害してしまう可能性があるからです。


例えば、子供がテストで100点をとりました。


それを大人が褒めた場合、適度な褒め方であれば子供は喜ぶと思います。


しかし、過度に褒めてしまうと、子どもはあまり素直に喜べなくなります。


なぜなら大人の価値観を押し付けていると子供が捉えたからです。


また、そうした子供は次に悪い点数を取った場合、親にテストの点数を見せるのをためらうでしょう。


つまり、褒めることで「テストでよい点を取ることがいいことだ」という大人の価値観を子供が押し付けて、子供がそれを受け取ったからです。


自分らしく生きれない人の大半は周りの価値観を押し付けられてしまっていることが多いのです。


もしくは相手の価値観に合わそうと必死に努力をしてきた人たちです。


その一つの要因として批判や非難と同様に、「褒める」ことも大きいとアドラー心理学では考えています。


そこで代わりに「勇気づけ」という言葉を用いています。


「勇気づけ」とはその人が自分らしく生きていけるように支えていくような関わり方です。


例えば、上述のテストの例であればこういう風に答えることもできるでしょう。
「100点取ったよ」
「そっか、100点取ったんだ。君はそれでどういう気持ちかな?」
「うれしいよ」
「そっか、あなたが嬉しいと私も嬉しいよ」

褒める

これは100点を取ったことで、子供が素直に感じたことを聴いたうえで、「そう感じると私も同じように感じるよ」という返し方です。


先ほどと違う点は、子供が先に100点を取ったことの価値観を提示したうえで、それに対する感想を大人が述べているということです。


100点をとってどう感じたか、価値観を子供が選択して作り上げたということが大きなポイントです。


私たちは自分の価値観を自分で作り上げる権利があります。


その権利を取られると、やがて不適応を示すことがあります。


「褒める」ということは、その権利を奪うという側面もあるのです。


できたら「勇気づけ」という関わり方、ぜひ試してみてください。

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